都立染井霊園にて、インド産黒御影石と白御影石を組み合わせたおしゃれな洋型墓石を建立
ホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。武蔵石材店の井岡進と申します。都立染井霊園にて、インド産黒御影石と白御影石を組み合わせたおしゃれな洋型墓石を建立させていただきました。
染井霊園 建立 インド産黒御影石PTK・G688
都立霊園の墓地に当選されたお客様からお墓のご相談をいただきました。ホームページをご覧になってお問い合わせくださったようです。
お墓建立したのは、都立染井霊園です。豊島区駒込にあり、JR・地下鉄三田線「巣鴨駅」から徒歩10分のところにあります。これまで長い間空き墓地がありませんでしたが、3,4年前から再募集が始まりました。あまり件数が多くなかったのですが、最近増えてきました。
完成したお墓です。洋型のお墓をご希望で、当初石は黒御影石を使いたいとおっしゃっていました。お話ししていくうちに、黒と白を組みあわせたデザインにも興味をお持ちで、ご希望を伺って図面をご提案しました。インド産の黒御影石PTKと、標準的な白御影G688を組み合わせています。
正面の「ありがとう」は優しい印象の書体です。右上と左下にハイビスカスの花を彫刻しています。故人様を含め、ご家族皆様がハワイがお好きで、ハワイと言えば思い浮かぶ明るいハイビスカスを選ばれました。
棹石天面は緩やかに丸みを持たせました。角部分は丸面取りをして、側面は建立年月と建立者の方のお名前を彫刻しました。
花立香炉はご希望で、シンプルな形状としました。水鉢は設けず、すっきりしたデザインです。
花立前面に家紋を入れました。額の入れ方などの詳細は、ご希望に応じてお選びいただくことができます。今回は角にアールを付けた柔らかい印象のデザインです。
棹石右下に、控えめにご家名を入れています。もし将来ご苗字の違う方がお墓を継がれたら、左側に家名を入れられるようにともおっしゃっていました。
お参り部分はすべり止め加工をしました。水が溜まらないように、1ミリ前後浮かせたところを加工しています。
納骨室手前の前板(前蓋)は、墓誌を兼ねています。間口が狭く奥行きがある形状の墓地では、省スペースにもなります。こちらには黒御影石を配置して、細かい文字も見えやすくなっています。
お客様には、完成したお墓をとても喜んでいただけました。黒と白を組み合わせたお墓のデザインがどんなふうに仕上がるのか、初めは不安もあったそうなのですが、お墓の仕上がりには大変ご満足いただくことができました。このたびはお墓の建立にあたり、当店にお声かけいただきましてありがとうございます。都内でのお墓作りでは、石塔部分をすべて同じ石で作ることが多いので、こうして2色を組み合わせたお墓は私もあまり経験がありませんでした。コントラストがおしゃれな印象に仕上がったお墓は私にとっても新しい発見で、勉強させていただく機会になりました。どうぞ末永く、皆様で大切にお参りくださいませ。
今回は、染井霊園でのお墓の建立事例をご紹介いたしました。染井霊園は門前にあまり石屋さんがありませんので、そうしたこともあってか当店にもたびたびお墓のご相談をいただいております。当店は、染井霊園を含む都立霊園での施工実績が豊富にございますので、お墓建立や建て替え、雑草対策、追加彫刻など、お墓のことでしたらどんなことでもどうぞお気軽にご相談いただければ幸いです。