青山霊園にてお墓の改修工事。洗い出し仕上げとフェンス設置等
ホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。武蔵石材店の井岡進です。今回は、都立青山霊園にて、お墓まわりの洗い出し仕上げ、フェンス設置、墓誌の新設などを含む改修工事をさせていただきましたので、ご紹介いたします。
今回のお客様のお墓があるのは、都立青山霊園です。都心にありながら自然も多く、人気の都立霊園です。アクセスはこちらでご覧いただけます。

青山霊園 洗い出し仕上げ等(墓誌・納骨室増設・フェンス設置)
今回のお客様とは、15年ほど前からご縁をいただいており、その都度、お墓まわりのご相談をいただいてまいりました。今回は、「手入れが大変なのできれいにしたい」というご連絡をいただきました。
こちらがご相談のお墓です。広いお墓で、樹木がたくさん植えられています。目隠しとしての役割は果たしていましたが、お客様は、「植木は整理したいが、外から見えすぎない落ち着いた環境は保ちたい」とお考えで、その両方を叶える方法を検討されていました。
墓地正面から見た施工前の様子です。古くからお参りされてきたお墓で、踏み石の周りの土間は土のままでした。草が生えてきて大変なので、防草工事も合わせてしたいというご希望もいただきました。
入り口から入って左側です。お隣のお墓との境には石製の囲いがあります。
墓地の中から入口付近を見たところです。入り口から入って左側、霊園の通路側は植木のみで囲いがない状態です。左側と同じく石製の壁石をつけることも検討されましたが、現在の霊園の決まりでは同じ高さのものは設置できないということで、最終的には高さのあるフェンスを設置することになりました。
今回はご相談から工事開始まで、時間をかけて施工内容の検討を行いました。土のままの土間からは、雑草がたくさん生えてきています。
ご希望で灯篭も一つを撤去することになりました。また、墓誌の横に納骨室を再設置する工事も行います。
工事までにお客様とお打合せを重ね、最終的には植木の撤去とフェンスの設置、雑草対策、石貼り部分の調整など、現地の状況に合わせて、見た目と使いやすさの両方を叶える工事を行うことになりました。
いよいよ工事が始まりました。参道の踏み石は沈んでいるところもあったので、敷き直しを行います。雑草対策のため周りの土を掘り下げつつ、作業を進めます。
石貼りは足元の高さを見直しながら、高さを揃えて敷き直していきます。
植木を撤去しています。実際にまわりを掘り進めると、かなりの大きさの根がありました。無理に根を取り除くと外柵やお墓に影響が出てしまう可能性もありますので、現場の状態を見ながら丁寧に処理していきます。
納骨室設置の工事を進めているところです。掘り下げて砕石を入れ、地盤を固めています。
コンクリートを打って基礎が完成しました。四角い部分は土残し兼水抜きです。
コンクリートブロックを使って納骨室を作成しています。基礎の上に壁石を設置しているところです。

天面に板石を貼り、拝石等を設置していきます。

左側の墓誌と同じように、納骨室の上に墓誌設置の準備をします。
植木があった境界部分です。こちらにはアルミフェンスを設置していきます。
土間部分にはコンクリート工事を行い、草が生えにくく、お掃除しやすい下地をつくっていきます。青山霊園は樹木が多いため、草対策に加えて落ち葉の掃除もしやすい仕上げが向いています。今回はその対策として洗い出し仕上げを行います。
洗い出し仕上げは、砂利石等とセメントを混ぜたものを施工する方法です。草が生えにくくなるだけでなく、舗装されるので枯葉なども掃除しやすくなります。また、見た目にもコンクリートを打っただけのものとは違い、おしゃれな仕上がりになります。
各所に水抜き穴を設置しています。広い面をきれいに仕上げる場合、水がたまらないよう勾配を取ることがとても重要になります。水抜き穴の部分は土のままになっているので、ここから地中に排水することができます。
工事が完了しました!
植木を撤去した場所に設置したフェンスは、周りの囲いの高さとあわせた自然な仕上がりです。全体的に落ち着いていてまとまりのある仕上がりになりました。
中央の参道の踏み石の高さも整い、歩きやすくなりました。土間は洗い出し仕上げでまとめており、砂利とはまた違った落ち着きのある表情になりました。掃き掃除もしやすいので、将来の管理面でも安心です。
お墓とお墓、灯篭との間など、細かいところもきれいに洗い出し仕上げを行いました。洗い出し施工は左官屋さんの協力のもと行っています。また今回は排水勾配を取るのが難しかったですが、通路の高さや既存のお墓とのつながりも確認しながら作業しました。

洗い出し仕上げの様子です。細かい砂利石で、既存のお墓の雰囲気にもぴったりです。収縮する目地でひび割れをできる限り軽減できるよう工夫しました。
新しく設置した墓誌です。既存のものとデザインを統一した、自然な仕上がりです。墓誌板も黒御影石で統一しています。
新設部分を別角度から見たところです。後方にも納骨口を設けました。フェンスは既存の外柵の石を加工して設置しています。これまで気になっていた植木のお手入れの負担が軽くなり、これからはより安心してお参りいただける状態になりました。
入口まわりです。おそらく白河石と思われる石で作られていました。石質にあわせてセメント目地で隙間を補修しました。

工事後にご確認いただいたお客様には、大変喜んでいただくことができました。長年ご縁をいただいてきた私どもとしても本当に嬉しく思っております。このたびも大切なお墓の工事を当店にお任せいただきまして、ありがとうございました。長い工期をいただいての工事となりましたが、安心して気持ちよくお参りいただけるようになり、本当によかったです。これからも安心してお参りを続けていただけましたら幸いです。




