ホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。武蔵石材店の井岡進と申します。千葉県船橋市のお寺様の墓地にて、中国産白御影石G614と、青御影石G623を使用した、和型のお墓が完成いたしました。その際の様子をご紹介いたします。

【完成したお墓のお写真】

 

お墓を建てたいとお考えのお客様がお寺様へご相談され、お寺様のご紹介で当店へご依頼いただきました。お客様のご希望で、ご自宅にお伺いしてお話をお伺いしました。

1)白系の石を使用したシンプルな和型のお墓を希望
2)外柵も同じようにスタンダードな形が良い
3)土間の部分は掃除がしやすいように砂利ではなく石貼りにしたい というご希望でした。

もう1店、他の石材店にも見積りを出されていたそうですが、当店のご提案を気に入ってくださり、ご選択いただきました。早速、工事スタートです。

 

床掘をし、基礎工事の準備をしています。見ていただくとわかりますが、少し墓地に傾斜があります。

 

こちらの墓地は、よくお仕事をさせていただいておりますが、墓地の形状の影響で「お墓が傾いてしまった」というご相談を受けたことがありましたので、傾きを防止するために土の中に2メートル程度あるコンクリートの杭を打ちました。こちらの墓地に限らず、お墓の石はとても重く、建てたばかりの時は問題がなくても、時間の経過とともに傾いたりすることがあります。

一度建ててしまった後に修繕するとなると、お客様にも大変なご負担になってしまいますので、経験を活かし、先手を打ちました!

 

コンクリートの杭は、このように先が地盤に当たるまで埋めました。結構な深さがあります。この後、出ている頭の部分は、割って長さを調整します。

 

その後、割グリ石を敷き詰め、ランマーという転圧機を使用して、しっかりと地固めをしていきます。

 

外側を木枠で囲い、基礎コンクリートを打っているところです。お隣のお墓の基礎とくっつけてしまわないように囲ってあります。今後、お隣のお墓やお客様のお墓を解体や修繕するとなった場合に、お互いの基礎を壊すことがないための配慮です。

矢印がつけてある四隅の丸の部分は、水抜き穴です。真ん中の土が遺してある部分はカロートの内部で、お骨を土に還す際に使用する土残しの部分です。

 

カロート内部はこのようになっています。矢印の部分は、カロート内の湿気を防ぐための通気口です。

 

石貼りをし、お墓本体を据え、塔婆立を据え付けてお墓が完成しました! 白系の色の石種を使用、お墓の形、外柵もシンプルなデザイン、石貼り・・・と、お客様のご希望に沿ったお墓になりました^^

土間の部分ですが、砂利で仕上げるほうが予算的にはお安くできるため、そちらを選択される方も多いのではないかと思います。ただ、砂利は少なくなってしまって足す必要があったり、雑草対策が不十分の場合は草が生えてしまうなど、長い目で見ると、追加でコストがかかることもあります。今回、お客様が「掃除がしやすいように」とご希望されて石貼りで仕上げていますが、お掃除がしやすいだけでなく、時間が経過しても管理がしやすいと思います。

 

完成したお墓をご覧になって、お客様にも大変喜んでいただき、ホッといたしました。

墓地によっては、傾斜があったり、地盤的に少し注意が必要であったりと、お墓仕事を続けてきたからこその気付きやノウハウが出てきます。それをうまく次からの仕事につなげていけるよう、常に考えながら現場で作業をしています。

お墓を建立されたお客様に、長い時間、大切に受け継いでいっていただける丈夫なお墓づくりを、今後も続けていきたいと思います。